32歳にして生まれて初めて請求書を発行した話

「請求書の発行をお願い致します」
会社員の経験がある人なら慣れたものかもしれないが、筆者にとってはこれが意味不明な異国の言葉に聞こえた。
というのも、高校を卒業して以降、請求書の発行などという高度な仕事を完遂したことがないのだ。
工場に勤め、辞めた後は飲食店の厨房。さらに別の会社で工員…
もちろん、これらの仕事でしか身につかないスキルはある。
「なにもできない」というワケではないのだ。
30歳を境に個人で独立し、経営者となった。
ここに来て取引先に上記の暗号を言われ、フリーズしてしまった次第だ。
そんな時に役立つのはやはりインターネット。
アフィリエイトの請求書作成という記事に巡り逢い、なんとか請求書の発行という無理難題をやってのけた。
今となっては、もちろん「請求書の発行?誰でもできるやろ」という気分だ。
しかし、どんな簡単なことだって最初は難しく、気が引ける。
こういうシーンに出くわしたとき、どんなに年齢を重ねても学びはあるものだ、と痛感する。
逆に鑑みれば、子どもが簡単な事をこなせないとき、大人はイライラしたり取り上げたりしてはいけないのだ。
誰だって、学びながら生きている。