落とし穴に落ちない方法

まちひとつにとどまらずやがてその現象は世界に広がった人々はただはまんじりとも出来ずに自分の足元が落ち込むその時を待つしかなかった。
そしてその日が来た誇りという音を聞いた者がいたのかどうかもし宇宙からそれを見ている者がいたならばその星が一瞬真っ黒い穴に落ち込むのを見たことだろう。
音のない宇宙の一部に真っ黒な穴が開いたしかしそれは一瞬だった次の瞬間には何事もなかったかのように元通りの星があったしかしその星には決して踏み込んではいけないそれは落ちてくるものを待ち焦がれている巨大な巨大な落とし穴なのだ。
虚ろな闇を抱えてその星は今も空に浮かんでいる あんた鈍感すぎ俗に言うできちゃった結婚と出産を済ませた直後に単身赴任になった僕を君は何年経っても罵り最後に決まってこう言う